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[2014/03/15]
運営資金カンパにご協力ありがとうございました。そして、よりよい支援とは。

140315_募金箱
 3月15日(土)は、ときどきあったか相談村に歌を歌いにきてくれている「イワズモガナ」のヴォーカルゆかたんこと、阪井さんが理事長を務める富山型デイサービス「にぎやか」の17周年記念講演会でした。あったか相談村の運営資金が乏しいことを気に掛けてくれた阪井さんの厚意で、会場でカンパを募られてくれることになりました。
 受付に手作りの小さな募金箱と小さなチラシを置かせてもらいました。理事長のあいさつのあとに、あったか相談村の活動についてちょっと話をさせてもらいました。
 そんな簡単にお金が集まるなんて世の中甘くないし全然期待してませんでしたが、理事長の声掛けもあり、何人もの方がカンパしてくれました。おかげで現金6,540円、商品券2,000円分が集まりました。ご協力くださった方々、ありがとうございました。お金は料理教室の部屋代と食材費に使わせていただきます。

 さて、講演会についても少し。
 基調講演の講師は野沢和弘さん。自閉症児を持ち、『あの夜、君が泣いたわけ―自閉症の子とともに生きて』『条例のある街―障害のある人もない人も暮らしやすい時代に』などの著書もある毎日新聞論説委員。自らの経験談も交えた障害福祉についての話でしたが、重いテーマもときに軽妙にさらりとしながら根底にいつもポジティブさが感じられる講演でした。人をひきつける話し方ですがテンポとしてはけっこう速いので、脳の記憶作業がなかなかついていけませんでした(笑)。
 それでも、これはと思った部分をメモしてあとで調べてみたのがこれです。「よい支援が(当事者の)意思決定を促す」として紹介された5項目。障害者に限らずあらゆる支援に関わる人にとって勉強になると思いました。

Structure(構造化)…状況や予定、場所への見通しを持てるようにする。何をするのか、どうするのか、いつまでするのか、終わりはどうするのかなど、具体的にわかるようにすること。
Positive approach(肯定的な対応)…成功体験を積み、自尊心を高め、持てる力を伸ばしていく。 目標設定も否定的な文体ではなく、肯定的な目標を立てる。
Empathy(共感)…気持ちを共有するだけでなく、現在の相手の心理状態を理解して対応を行っていくこと。
Low arousal(刺激を少なく)…興奮やストレスを招かない環境づくり。
Links(連携)…家庭や地域社会、医療や福祉など幅広い連携や協力。
(以上、イギリス自閉症協会が提唱している自閉症スペクトラム障害の人への支援の基本的な考え方)

 Positive approachについて、野沢さんは自身の経験から、支援者のコンディションがいいときは前向きな支援ができると話されました。支援者がまず前向きでなければ。その人がなぜそのような行動(行為)をするのかをとことん探究し改善策を見いだす。生きにくさに寄り添い、環境を整え、コミュニケーションをはかり、生活の楽しみを見いだす、みたいな話、だったかな。適当ですみません。
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[2014/02/22]
「フードバンク活動フォーラム」で活動紹介しました

2014年2月22日フードバンクフォーラム3
 あったか相談村にいつもお菓子を分配していただいている「フードバンクとやま」主催のフォーラムが開催されました。

フードバンク活動フォーラム
日時:2月22日(土) 14:30〜18:00
場所:富山市エコタウン交流推進センター(富山市岩瀬天池町1-7)
参加費:無料
主催:フードバンクとやま(HPはこちら、Facebookはこちら

 第1部は、フードバンクに食品を無償提供している生産者や企業、フードバンクから食品の分配を受けている団体、県内初のNPOバンクなど、富山のフードバンク活動を支えている人たちの活動紹介&報告会です。

2014年2月22日フードバンクフォーラム1
 あったか相談村も活動紹介しました。この日は、フードバンクを通じてあったか相談村に毎月お菓子を寄付していただいている企業の方も、自社の多岐にわたる社会貢献活動について発表されました。その活動のひとつが「スマイルプレゼント」と銘打ったお菓子の寄付活動。この企業は県内でパチンコ店やボーリング場などを展開しています。パチンコ店で景品として渡すお菓子をお客さんに呼びかけて寄付してもらうフード・ドライブを実施。こうして集まったお菓子を福祉施設などに寄付してくれているのでした。いつものお菓子がどんなふうに集まって届けられているのか、写真も見ながら詳しく説明が聞けてよかったです。
 金沢から聞きにきたという方があったか相談村について関心を持ってくれたようで、私にいろいろと話しかけてくれました。

 第2部は最近よく耳にする「ワールド・カフェ」。肩の凝らない懇親会かと思っていたらワークショップでした(笑)。ファシリテータが登場して、テーブルごとに「あなたのまわりの『もったいない』は何ですか?」「それを解決するためにどうすればいいと思いますか?」について意見交換して紙(カレンダーとかの裏紙だった)に書き出し、最後に、それらの解決策のなかからそれぞれ自分が実行できそうなものを選んで付箋に書いてホワイトボードに貼り付ける、という流れでした。お疲れさまでした。

2014年2月22日フードバンクフォーラム2

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[2013/11/21]
べてぶくろがやってくるので池袋のホームレス支援についてきいてみよう!というちょっとした勉強会

2013年11月21日べてぶくろ勉強会1
 11月21日(木)、料理教室が終わり午後から「べてぶくろがやってくるので池袋のホームレス支援についてきいてみよう!」というちょっとした勉強会(←長い!笑)を開催しました。
 「べてぶくろ」は、池袋で「世界の医療団」「てのはし」などと一緒にメンタルヘルス(精神障害)の観点から貧困問題に取り組む東京プロジェクトを行っています。詳しくは過去の記事(「べてる」と「池袋」を掛けて「べてぶくろ」べてぶくろと東京プロジェクト)をご覧ください。今回は別件で富山に来た、代表の向谷地さんとホームレス経験者Kさんのお二人に時間を作っていただけることになりました。
 参加者は、あったか相談村のボランティア、当事者のおじさん、3年近く炊き出し活動をしている支援団体の人、コミュニティハウスを運営しホームレス支援にも関わってきた人など12人。

 まず、べてぶくろ代表の向谷地宣明(むかいやち・のりあき)さんから東京プロジェクトやべてぶくろの活動についてのお話。

《東京プロジェクトについて》
 向谷地さんは2006年に大学を卒業して池袋に住んでいたときに、てのはしに出合い2010年から東京プロジェクトを始めたとのこと。世界の医療団がフランス本部から予算をもらって日本で行う初プロジェクトだったそうです。
 「貧困」は「貧乏」とどう違うか。貧困とはお金がない以上に、つながりや仕事などから阻害されること。そして、より阻害されやすいのが障害などハンディを抱えた人。そう語る向谷地さん。なるほど。

《べてぶくろについて》
 東京プロジェクトに関わる団体はそれぞれ役割分担があるそうです。たとえば、てのはしは炊き出しや夜回りなど。べてぶくろは、住まいや日中の居場所の提供、仕事をつくるなど。
 べてぶくろは現在、一軒家やアパートなどに9部屋分の共同住居をもっているとのこと。障害者のグループホームには「通過型」と「滞在型」があり、通過型に居られるのは2年間、障害が重く自立のむずかしい人用の滞在型だとずっと住めるそうです。へえ〜、全然知りませんでした。

《そこそこの会について》
 べてぶくろには「そこそこの会」という当事者の会があるそうです。組合費として月500円。活動内容は、
・営業…北海道から昆布を仕入れて売る。もともと向谷地パパが北海道浦河町で精神障害者の活動拠点としてやっている「べてるの家」で、地元の昆布を売っているつながり。
・池袋アンシーンツアーズ…ホームレス経験者のメンバーが、紙芝居を使ってホームレスの視点で池袋を案内する体験型ツアーを行っている。寝場所、シェルター、炊き出し場所の紹介、実際に路上でダンボールで寝てみたり炊き出しを食べたりもするそうです。参加費1,000円で毎回10人くらいの参加があるとのこと。
・食事会…1食350円
・なんちゃってヘルパー…みんなで一緒に部屋を片付けしたり。15分220円(だったかな?)
・幻聴パトロール隊…スタッフが訪問してくれる。
・農業
・オープンカンファレンス…勉強会。3,000円 など

2013年11月21日べてぶくろ勉強会2
 精神障害で幻聴があると、部屋で独りになると幻聴さんがやってきたりします。名付けて「自室幻聴さん」。それでせっかくアパートに入居しても幻聴がいやで出てしまう人がいるとのこと。このへんからちょっと、べてるお得意の「当事者研究」っぽくなってきました。向谷地さんがKさんに「幻聴さんは部屋のどのあたりにいるの?」「幻聴さんにどんなことを言われますか?」と次から次と質問しながらKさんの幻聴さんについて探っていきます。たたみかけるように質問されるのに責められてる感じもなく、漫才のように楽しい掛け合いです。お互いの信頼関係もあるのかな〜。Kさんは「そこそこの会」初代会長。池袋アンシーンツアーズのガイドも務めています。以前ホームレスを経験、仕事が長続きせず辞めては1〜2週間路上生活を繰り返し、住所不定のため就職がむずかしくなっていったそうです。統合失調症を抱えているそうです。
 向谷地さんによると、幻聴はその人が置かれている環境や経験に左右されていて、自己否定するような内容だそうです。だから、たとえばその人が知らない言語で聞こえることはないと。ある人がしばらくアメリカに滞在していたら、英語で幻聴が聞こえるようになったそうです。おもしろーい。

 私の司会がひどいため、まとまりのないまま時間切れになってしまいました。でも、べてぶくろについて直接いろいろ聞けたのはよかったです。ホームページだけではなかなか詳しいことまでわからなかったので。
 なによりこの日一番よかったと思ったことは、当事者の人たちが自分のことを語ってくれたことです。どんな人が参加してるか、べてぶくろの人にもわかったほうがいいかなと思って、途中で参加者に順番に自己紹介してもらうことにしたのです。参加者には当事者のおじさんたちもいたので、どうかな〜とも思ったのですが、自ら自分の経歴やうつ病に苦しんでいたことなどを語ってくれ、こっちがびっくりしました。「私は当事者です」と自己紹介した人もいました。場の力なのかな。みなさん、ありがとうございました。

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[2012/02/15]
困ってる人を支援するは、言うは易く行うは難し(3)

[第3ラウンド](4日後)
朝、市議と市役所で待ち合わせ。
 移動手段が自転車のおじさんは、この雨の中、ハローワークに寄って来てくれるのか。果たして、約束の時間をちょっと過ぎて現れたときはほっとした。おじさんはバックパックからビニール袋に入ったタオルを出して、ぬれたジャケットを拭き、またきれいにビニール袋にしまった。ピルケースから出した精神安定剤系の薬を、小さなペットボトルに自分で詰めてきた不思議な色の液体で飲み下した。窓口へ向かう廊下でも深呼吸していた。緊張しているのかも。

市社会福祉課へ
[生活保護の申請・面接]
 別室にでも通されて仰々しい感じなのかと思っていたが、窓口の奥の方につい立てで簡単に仕切られた一角が面接の場所だった。面接の担当者は物静かな人だった。
 生いたちや親兄弟の消息、職歴など細かく聞かれた。細かいけれど証拠書類があるわけでなし、本人の記憶だけが頼りという精度。おじさんの場合は前回作成した資料を確認・補足する形だった。初めてだったら2時間くらいかかることもあるという。
 さて、ようやく申請。申請書1枚書けば終わりかと思っていたら、記入する書類が次から次に出てきてびっくり。
・生活保護申請書
・収入申告書
・資産申告書
・資産調査の同意書
・生活保護費の振込口座(金融機関の口座が必要です)
・国民年金減免届出書
・NHK受信料免除届出書(テレビを所有するかどうかわからないので念のため)
※横目でメモしたので書類の正式名は違ってるかもしれません。

 残高確認のため通帳の提示を求められ、おじさんは所持品の中を探した。バックパックから小分けにしたビニール袋をひとつずつ取り出しては、中身を確認してまた元通りにしまった。通帳は見当たらなかった。最後に担当者が生活保護のしおりを広げ、受給者の資格や心得のようなことが書かれた部分を確認しながら読んでくれた。しおりをおじさんに渡そうとしたら、おじさんはバックパックからファイルを出し、その中から前回もらったしおりを見せた。おじさんは几帳面な性格なのだろう。
 生活保護の決定まで3週間ほどかかると言われた。市議が、それまで当座のお金がないので社会福祉協議会からつなぎ資金を借りたいと申し出た。4万円ほど。担当者がつなぎ資金についてのチラシをくれ、申し込みには、住民票の写し、実印、通帳が必要だと言われた。

市民課へ
 さっそく市役所内の別のフロアに行き住民票の手続き。書類を書き、窓口で住基(住民基本台帳)カードを提示したところ、裏面に本人が住所や電話番号を手書きしていたため無効だと言われた。再発行は有料。今後も身分証明に必要だからと作り直すことに。
・住民票発行代 300円
・住基カード発行代 500円
・住基カード用証明写真代 700円
 お金は市議とあったか相談村で負担した。手続きの待ち時間にバックパックの中身を全部出してもう一度探したが、通帳は出てこなかった。再発行すると2000円もかかるらしいので、新しい口座を作ることにした。

市役所内の銀行へ
 書類を書きはんこを押し新しい通帳をもらう。キャッシュカードは4〜5日後に自宅に配達されると言われた。おじさん、配達日には家を留守にしないようにお願いしますね。電話がないので不在票で連絡するにもいろいろと面倒なのだ。ATMで古い口座の残高照会したところ、おじさんの財産は770円だった。次の予定がある市議とはここでお別れ。

社会福祉協議会へ
[つなぎ資金の申し込み]
 つなぎ資金の申し込みに必要な三種の神器が揃った。歩いて行ける距離じゃないので、おじさんを車に乗せて社会福祉協議会へ。
 窓口で来所理由を告げ、ロビーのソファーに腰掛けた。おじさんはバックパックから和風の花柄の布包みを取り出し、弁当を作ってきたと言った。お昼はとっくに過ぎていた。所持金770円の人がやりくりしたお弁当にちょっと興味があったが、私たちは呼ばれて部屋に案内された。
 市役所からの連絡は来ていなかったが申請の確認がとれましたとのこと。生活保護を受給したら費目ごとにどう振り分けて使うかを試算したり、つなぎ資金の使い道の内訳を決めたりした。
 「審査で問題がなければ、つなぎ資金は口座に振り込まれます。今日は金曜日なので、振込みは月曜日の午後になります」と言われた。なぬ? 「あの、今日が金曜日じゃなかったら、いつ振り込まれるんですか?」と聞くと、通常は翌日の午後だという。え〜っ、そうなの? すぐにでもお金がほしいから借りにきているのに、これでは「つなぎ資金のためのつなぎ資金」が必要なんじゃないの?
 生活保護費が支給されたら、つなぎ資金は速やかに返してくださいと言われた。生活保護費をもらうときに渡される振り込み用紙で払い込むのだという。おじさん、ちゃんとやってくれるだろうか。

つなぎ資金ちらし

市社会福祉課へ
 おじさんと市役所に戻り、さっき申請書類に記入した振り込み口座を新しいものに変更するために窓口へ。やれることはやれる時にやっておかないと。

 とりあえず今日はここまで。おじさんに、月曜日に通帳持って銀行に行って入金確認すること、それで電気代を払うこと、火曜日か水曜日にキャッシュカードが届くのでアパートに居てくれるようにメモを渡して別れた。おじさんは月曜日まで電気のないアパートでどうするのだろう。
 今日もお昼抜き、体が冷えて、もう夕方近い。おじさんは電気代ちゃんと払いに行ってくれるのか。申請して保護決定までの間に行われる市役所の担当者の訪問調査、その時ちゃんとアパートで生活していてくれるのか。ハローワークにちゃんと通ってくれるのか。生活費のやりくりや滞納分の家賃の返済はちゃんとできるのか。本人にどこまで自己管理能力があるのかがわからないので、どこまで支援が必要なのかの見極めがむずかしい。そして、ボランティアでやることの限界。
 生活保護申請に同行してみて、アパート見つけたり、書類揃えるにしてもお金が要るし、手続きは1ヵ所で済まないし、生活に困っている人が一人で手続きしようと思ったらなかなか大変だと思った。同行支援がない場合は、市役所の人が付き添ったりお金を立て替えたりしてくれるのだろうか。
 生活に困っている人がいれば社会福祉という助けが必要だろう。生活保護を受ける権利を得たら、約束を守ったり報告する義務を果たすべきだ、と私は思う。それができなければ権利を剥奪されても仕方がない。なぜ簡単な約束や報告ができないのか。問題はそこだ。知的障害とか発達障害とかそういうことが関係しているのかもしれないし、心に何か悩みや問題を抱えているのかもしれない。一人の手続きにたくさんの人と書類とお金が動く。生活が軌道にのるまで一人一人に寄り添うきめ細かい支援があれば福祉事業の無駄を省くことになるかもしれない。ではその支援は一体だれがすべきなのか。いろんなことを思った同行だった。(ひとまず完)

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[2012/02/15]
困ってる人を支援するは、言うは易く行うは難し(2)

[第2ラウンド](翌日)
朝、ハローワークでおじさんと待ち合わせ。
 パソコンで検索した求人票を何枚かプリントしてから、担当相談員と面談。相談員から「一年ぶりだなぁ。どうしてた?」と言われた。え〜っ、そうなの? おじさん、市役所に就労活動の報告書出してたって言ってたよね?
 おじさんなりの就労活動はしていたらしい。週2回発行される新着求人情報をハローワークの入り口に取りに行っていたが、「(本人いわく)行きづらくて」相談員には会わずに帰っていたという。市役所が求める就労活動は、定期的に相談員に会って活動証明書をもらって市役所に活動内容を報告すること。仕事が見つからなくても努力していることを示せばいいだけなのに、相談員のところにも市役所にも「行きづらく」なってしまうのだろうか。
 おじさんは調理師の免許や警備の資格を持っているが、相談員から「調理は体力勝負だから求められるのは若い人。警備も、最近は車の免許や保証人が必要だったりするからねぇ」と言われる。相談員にどんな仕事がしたいか聞かれ「友達がやっとったがだけど、市役所の駐輪場の仕事」と答えるおじさん。「その仕事はいまはないからねぇ」と相談員。就職が厳しいことは相談員もわかっているようだ。相談員はやさしそうな人なのに、どうして「行きづらく」なるのだろう。登録カードを新しくしてもらい、それを見せに市役所に行くことにした。

市社会福祉課へ
 窓口でハローワークに行ってきたことを伝えたが、今日も申請できない。あらためて申請・面接の日取りが提示された。申請日までまだ2、3日あったが、布団とか食料についておじさんがむにゃむにゃ曖昧な返事をしたので、担当者は大丈夫と解釈した。そして、「当日は朝ハローワークに行って相談員に会ってからここに来て。何にもできない人じゃないんだから、付き添いなくても一人で来れるでしょ」とおじさんに自立を促した。

 別れ際、おじさんに「一人で行けますか?」と聞くと「はい」と答えたし、私にもおじさんが何もできない人には思えなかったので、付き添いはしないことにした。
 ところが、前日同行してもらった市議に経過報告したところ、「つなぎ資金のこともあるし申請までは同行したほうがいいです。私行きますから」と言われ、私も同行することにした。「行きづらさ」を抱えたおじさんのこと、一人だともしかしてまた行きづらくなるかも。「同行者がいるから絶対来てね」と伝えなければと思ったが、おじさんは電話を持っていない。目星をつけて車を走らせながら、ここまで世話を焼くべきなのかと思った。運良くおじさんを見つけ、必ず来るように念を押して別れた。
 それから私は遅いランチを食べた。おじさんはどこで何を食べるのか、食べるものはあるのか。電気のない部屋にはまだ住んでないのか。果たして私はそこまで関わるべきなのか。気にはなるが二の足を踏んでしまう。ごめんなさい。(つづく)

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プロフィール

あったか相談村

Author:あったか相談村
あったか相談村について知りたい方はホームページもご覧ください。
あったか相談村HPへ

お知らせ

あったか相談村の活動は3月で終わります。長い間ありがとうございました。
新しく「小さな泉の村」が料理教室を引き継いでくれることになりました。
次回の料理教室は
5月14日(土)

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